by RIKUO
忌野清志郎、友部正人からMURO、須永辰雄まで幅広いコラボレーションを実現する 無限の可能性を秘めたピアノマン、それがリクオである。 最高の歌心と詞的センス、時には繊細に、時にはワイルドにグルーヴしまくる演奏力、 世代やジャンルをひょいと超えていく音楽性、そしてエンターテイメント性を兼ね備えた ライブパフォーマンス、それらを武器に縦横無尽に駆け回るピアノマン、リクオの今後の活躍に注目!
こんにちわ、リクオという者です。

主にピアノの弾き語りというスタイルで全国のライブスポットを回っています。和歌山にはツアーでよく寄らせてもらってます。市内だけじゃなく海南、有田、田辺、串本あたりにまで歌いに行ったことがあります。

ツアーで何度も和歌山を訪れるうちに、いろんな意味で和歌山は奥が深いなあと実感するようになりました。それでプレイベートでも和歌山に通うようになりました。ここ数年、8月になると白浜でしばらく過ごすのを楽しみにしています。

今年の5月には勝浦、潮岬、熊野、那智のあたりを旅行しました。南紀は気候がいいし、人間も南国気質の明るさがありますね。熊野や那智あたりは霊性の高い空気を感じます。僕らの知らない秘境がまだ存在しそうな、そんな感じ。現代のせわしなさに左右されない独自の時間の流れを持っているところも魅力の一つです。

和歌山市内は昭和のにおいが残っていますね。最近は全国区になりつつある和歌山ラーメンも、洗練された部分よりも懐かしさ、素朴さを残した味に魅力を感じます。

僕は市内にあるオールドタイムというライブハウスに、もう10年くらい、大体年に1、2度の割合で通い続けています。JR和歌山駅から歩いて10分程のネオン街の中にあるので、夕方以降、オールドタイムに向かう多くの人達はポン引きの方々の誘いを受けるこになります。僕がこのお店に通うようになって以来、ずっと僕に声を掛け続けているチョビ髭の親父さんがいます。きっと向こうは僕の存在など全く意識していないのでしょうが、僕はその親父さんに声を掛けられることをちょっとした楽しみにしています。先日のライブでも僕は無事、ちょび髭親父と再会を果たすことができました。元気そうでなによりでした。

僕はこれからも和歌山に通い続けるつもりなので、近くに寄らせてもらった際には皆さん、ぜひ気軽にライブに遊びに来てください。

では、また。